細かな修復歴の判断には査定の経験や勉強が必要となってきます。現在の板金修理技
術もかなり発達していますので、プロの目でも分かり難い場合もかなりあります。修復歴
の有無は販売店に任せておけば良いのですが、個人売買などは素人同士での売買にな
ってしまいます。
個人売買で購入後、買取り査定に出したら「修復歴ありますね・・・」なんて事も考えられ
ます。ある程度くらいは判断出来るように、なかでも比較的見分けの簡単な修復歴を説
明しますので、事故ってるかもしれない・・・という程度の参考にされて下さい。
← 手始めに、ボディの状態が良く見えるよう
に、色々な角度からチェックしていきます。
こちらの画像は、ボンネットとフェンダーの
段差が気になります。さらに隙間もなぜか
不自然です。
ちなみにこの車は修復歴有りです。

← 右フロントのインサイドパネルの修復歴。
見た目はサビも出ていて、鉄板が波打って
グニャグニャの状態。完全な修復歴です。
バンパーの裏(下)からもチェックしてみれ
ば、修復箇所が発見しやすいですよ。

← トランクフロアです。パット見はキレイな感じ
ですが、近づいて見ると塗装しましたと言わ
んばかりの塗装肌です。防水シーリングの
上からキレイに塗装されている場合は要注
意。(新車時にはシーリングがハッキリと見
えます)

← フロントピラーの修復跡です。ピラーの内側は
安全ゴムのような物で覆われていますが、ゴ
ムを取ってみればよく分かります。ゴムの下
からパテ跡がクッキリ見えます。

← 修復の無い側のピラー部分
中央のヘコミは、車両生産時のスポット溶接
跡なので気にしなくてもいいです。
← 修復歴を判断する「基礎」とも言える「フレー
ム修正機」の爪跡(事故でフレームが曲がっ
た時によく使われる板金設備のクリップ跡)。
フレーム修正機を使うような修復は、「中」~
「大」程度の修復歴として扱われます。
ダッシュパネルの上部やボディサイドの「ジャ
ッキアップポイント」周辺に、上記のような爪跡が見つかれば要注意! サイドメ
ンバーの先端周辺にもよく見られますが、塗装で分かり難くなっている場合も・・・